ジローのブログ

No 不労所得 No Life

次の工程はお客様

私は製造業に携わって17年です。

 

今も大切にしている先輩職人から言われた言葉があります。

 

「次の工程はお客様」

 

 

自分が作業したの後に、次に作業する仲間に、渡すときは

同じ仲間だとしても、お客様だと思って渡す事。

 

 

綺麗な商品を作る為には

順序があり、途中の工程が悪いと、商品の品質に影響します。

また次の工程で作業する人の気持ちにも影響します。

相手の機嫌を良くしてあげる事も大切だと思います。

 

 

でも上手くいかない事もあります。

そんな時は一声かける。

「ここが良くないけど、大丈夫?こうすればいいと思うんだけど」

そうする事で、互いに助け合い、知恵を出し合い、結果的に悪い商品になる可能性を低くする事が出来ます。

また仮に悪い商品になっても、思いついた案を試すことで、「その方法が失敗だった」という事が分かります。失敗は成功の母という言葉は、試したことの結果が分かる。という事の大切さを説いた言葉だと思います。

 

 

いつも順風満帆ではいられません。

問題が起きるのは当たり前。でもその問題をどうクリアしてくかが

大切なポイントだと思います。

 

 

これは物を渡す時もそうですが、情報を渡す時も同じだと思います。

 

受け取った相手が分かり易いか?

間違えにくいか?

勘違いしやすくないか?

 

とにかく、お客様だと思って接して、

相手がやり易いように工夫する事。

 

それには、受け取った人の事を知る必要があります。

相手がどうのようにしているか?

相手がどのように思うか?

受け取る相手の事を、よく考え、

自分の作業も増やし過ぎない事も大切です。

 

 

 

相手の事を知る一番簡単な方法は、

 

相手に聞くこと。

 

どうして欲しいか?

分かっているか?

相手がどうしているか?

自分でも確認が必要です。

 

 

相手は気を使って、何でも大丈夫というかもしれません。

でもそれは上辺で言っているだけかもしれません。

(それでも構わないといえば、構わないのですが、、)

もし自分の方が良く知っているのなら

よく見てあげるのが、

次工程はお客様。

だと思います。 

 

 

製造業の場合は、これで効率が確実に上がります。

効率の悪い工場、効率の悪いチームの改善方法です。

 

 

山登りの時、

複数人で登ると一番遅い人の速さになる。

といわれます。

これも同じ理屈です。

 

 

一番早い人のレベルに皆を合わせる為には

一番早い人が、一番遅い人の指導をしてあげるのです。

遅い人には理由があるのです。

そして遅い人は、それだけまだ伸びしろがあるという事です。

その伸びしろを引き出す方法は、

よく見てあげてアドバイスしてあげる事。

あとは、遅い人本人次第です。

本人がやる気があれば変わります。

やる気がなければ変わりません。

但し、アドバイスはしてあげると良いですよ。

そして一番遅い人が早くなると、チーム全体のスピードが上がります。

 

 

 

チーム全体の効率を上げるには

次工程はお客様! 

 

 

今日も読んで頂き有難うございます!

こんな私にご興味あれば、

Facebookでココから繋がってください。

お待ちしております。

色んな方とお話しして、様々な考えを知り

影響しあえれば最高だと思っています。